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世界各国のお菓子がいつも食べられる日本

季節の色とりどりの香り高いフルーツをのせた宝石のようなフルーツタルト、チョコレートがたっぷり使用されたケーキオペラ、幾層ものパイ生地の間に甘く香り高いイチゴとカスタードクリームが重ねられたミルフィユ、シンプルな材料と分量でありながらやわらかく風味の良いマドレーヌなど、私たちの周りには魅力的なお菓子がいつもあります。日本は小さな島国でありながら、多くの海外の良い文化が沢山根付いています。お菓子についても同じで、世界各国のお菓子がいつも食べられる環境にあるのです。その中でも一番目を引くのがフランス菓子です。お菓子は一般的にフランス菓子、ドイツ菓子、ウィーン菓子に分けられています。その中でも華やかで世界中の人々に愛されているのはフランス菓子ではないでしょうか。

フランス伝統菓子とは

フランス菓子が現在のような華やかで気品のあるものとなったのは、皮肉にもヨーロッパ各国の勢力争いからでした。16世紀、当時イタリアで富と名誉を誇っていたメディチ家の姫がフランス王子に嫁いだことは有名ですが、これは勿論政略結婚でした。しかし、この時に姫とともに送られてきた菓子職人が当時のイタリアの菓子をフランスでも作っていました。これが現在のフランス菓子のルーツとも言われています。さらに、17世紀にはスペインから嫁いできた姫とともに送られた菓子職人からはチョコレートが伝えられたとされています。そして、18世紀にはオーストリアからあのマリーアントワネットが嫁いできたことで、オーストリアとドイツのお菓子が伝えられ、ヨーロッパの主要なお菓子の製法が全てフランスに集まり、その後大きな発展を遂げていったのです。このように、外見の美しさと食べた時の美味しさだけでなく、歴史的にも興味深いフランス菓子について、これからご紹介していきましょう。